旧ブログ/8
罪を罰を考える
- 投稿日:2005-09-21 02:58:04
- カテゴリー:読書
最近読んでいる本は、刑法や刑事訴訟法に関連した本だ。
内容が多岐に渡っているため紹介が難しいが、一番興味をひいたのは、
現行法では刑罰の対象とすることが難しい新しい類型の犯罪についての章だ。
いわゆる被害者なき犯罪であるとか、企業等の組織犯罪、新しい科学技術に
よって起こるようになった犯罪、社会の都市化にともなう犯罪などが、
どういった経緯で発生して、法律的にどういった問題があって
取り締まれないのか、ときには憲法や刑法の原点に立ち戻りつつ
やや難しめに書かれているのだ。
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