旧ブログ/203
続・布団圧縮袋
- 投稿日:2005-04-04 00:00:00
- カテゴリー:その他
コジコジのクラスには二人王様がいる。
ゲランとドーデスだ。
王様が同じクラスにいるというのが、まずツッコミどころだ。
いや、太陽と雷の王様がメルヘンの国にいるというのが先か。
どうにもゲランがいないと太陽の運行に支障をきたし、
ドーデスがいないと雷を発生させる道具(鬼型)の使い手が
育たないらしい。そういった発想がメルヘンなのだろう。
天候を司る者の存在は有名なところではギリシャ神話の神様あたりが
思い浮かぶ。他にも気象関連で北欧の神話や日本の八百万の神様が
その任を担っている事例は多い。人知の及ばない大きな事象は
神様が司るというのがセオリーなのだろうか。日本では、妖怪が
司ったりもするかもしれない。
しかし、王様というのは神格化されることはあれども、人間の世界の
指導者という側面が強く、神懸りな業を使えるというイメージは
特にない。太陽の王様、雷の王様という発想は新しいのかもしれない。
そういえば、ゲランもドーデスも顔はともかく性向はとても人間らしい。
神様よりもこっち側だ。
過去にフランスには太陽王、ロシアには雷帝と呼ばれた人もいたらしいが、
別に天候を左右できたわけではなく、太陽や雷に喩えられるほどの業績を
あげたということだろう。そんな王様いたら世界を統べることもできるだろう。
しかし、ゲランにもドーデスにもそんな欲はなさそうである。
さて、コジコジのクラスにはお天気の神様も在籍していらっしゃるが、
こちらはジョニーにご執心のようなので、それらしいことはあまりみられなくなった。
(でもキレると怖い。やはり神。(「神のちから」参照))
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