ツナとササミ

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帰省

  • 投稿日:2005-08-10 00:00:00
  • カテゴリー:その他

水木しげるの描く妖怪が好きな私は、もちろんこの映画をチェックしにいったのでした。
ジブリ作品の声優さんだった神木君も気に入っていましたし。
宮部みゆきや京極夏彦も何作か面白い作品を読んでいたので、シナリオにも結構期待していました。
荒俣宏だけはこれまで疎遠だったのですが、「帝都大戦」の人だったんですね。
「トリビアの泉」の人くらいの認識しかありませんでしたよ。

http://www.kwai.org/
チーム「怪」のHP

メインのストーリーは荒俣氏によるものらしく「加藤保憲」が悪役として
登場していました。帝都大戦とどのようにつながっているのかは不明ですが、
原作本が発売されていたので、それを読めばわかるのかも。

角川グループの60周年記念でお祭り騒ぎな映画の内容となっていました。
こう妖怪好きが集まって好き勝手作ったような内容なので、話がマニアックというか
一般人にはついていけない部分があるというか。

なんか、どこからつっこんでいいものか。つっこみどころ多すぎて。
御大の一言で終止符を打たれるあたりでオチってことでいいのかな。
加藤保憲のことよりひたすらコミカルな妖怪が気になって仕方が
ありませんでした。そういった意味で主人公は河童の河太郎ですな。

人間の廃棄物と妖怪を合成するという発想だけはちょっと違和感を覚えました。
廃棄物もほっとけば個性的な妖怪に勝手になってくれるんじゃないでしょうか?
あの無機質な感じがこの映画に必要あったのかなぁと。

マニアックなドタバタ。

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