ツナとササミ

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ガラスの仮面を読み始めた

  • 投稿日:2008-09-22 11:00:51
  • カテゴリー:読書



何カ月か前にYahoo!のトップニュースで「ガラスの仮面、連載開始!」の報を受けて、非常に心ときめいた私です。なぜなら、私はこの年になるまで美内先生の名作・ガラスの仮面を読んだことがなかったのですから。あれだけ、人の口先にのぼるにも関わらず、完結しないまま長期の休筆が続いていたという問題作でもありまして、もし万が一にでも、読み始めて、面白いけど続きが一生読めないなんていう煉獄状態に陥るのであれば、いっそ読み始めない方が気持ちも安らかだろうとずっと思っていました。

ですから、花とゆめ誌上で連載再開となった今、何を躊躇することもなくコミックスを大人買いしました。一応、連載の方では物語もかなりクライマックスまで進んでいるようですので、完結するまで先生が書き続けてくれることを信じております。
さて、コミックスを買い始めるにあたって一つ、問題がありました。それは、ガラスと仮面のコミックスは、通常の「花とゆめコミックス」の他にも「文庫コミックス版」が存在していることです。もちろんガラスの仮面は、文庫版が出てもおかしくないような名作ですが、休筆期間が長かったため、文庫版が単行本に追いついてしまうという異例の事態になってしまいました。新たに、ガラスの仮面を読み始めるにあたって、どっちの版のものを買い始めるかは、私を大いに悩ませました。

結果、文庫版を選んだのは、単行本42冊に比べて文庫は23冊と省スペースだったことにつきるのですが、発刊ペースを考えたら単行本の方がすぐに次が読めるという点では優れています。そして、実際に読み始めてみてわかったのですが、想像以上のヒキの強さで、一度読み出したらものすごい速さでページをめくり、次の巻へと進んでいく自分がいました。そう、最新話をいち早く読みたくなるようなお話だったので、単行本にしとけば・・・という後悔はやはり出てきてしまったのです。

まぁ、そんなに早く読みたければ、花とゆめを買えってことなんですけどね。今月号には連載再開から3話目が載るんですよね。まだ、文庫的においつけていないので、花ゆめを先に読むわけには・・・。

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