ツナとササミ

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ハチワンダイバーを読んだ

  • 投稿日:2008-05-08 00:54:09
  • カテゴリー:読書



ドラマが始まる少し前にハチワンダイバーをまとめて買ってきて読んでみました。前から名前は知っていたのですが、内容は「ダイバー」の話だと思っていましたが、潜る場所が全然違いましたね。まさか将棋版の奥深くに潜っていって最善手を見つけ出すという意味だったとは。

私のお気に入りシーンは、主人公が真剣士として初めて「アキバの受け師」さんに負けたあとに部屋の中で悔しさからもだえ苦しむところだったので、はたしてドラマではどうなるものかと楽しみにしていたのですが、特殊効果を駆使してなかなかの苦悩っぷりを演出してくれました。

絵柄とかは特に好みじゃなかったのですが、特異なキャラクターがグングンと話を展開してくれてあっという間に読みきれました。勢い勝ちという感じです。モノローグが多いところなんかは将棋漫画特有なんでしょうね。というか賭博漫画に通じる感じなんでしょうか。もちろん盤面には監修にプロ棋士さんがついていらっしゃって将棋をやる方にはまた違った楽しみ方があるのだと思うのですが、私のような素人にはさっぱりわかりませんでした。やっぱり盤面よりもキャラクターの表情が大事です。

悪そうな組織が出てくるあたりが、ヒカルの碁よりもずっと少年漫画に向いている気もしますね。同じ将棋関連漫画で最近、ハチミツとクローバーの作者・羽海野チカ先生の3月のライオンも読みましたが、こちらはまた方向性が違いますね。人間ドラマが中心という感じでした。

ハチワンダイバーは最近新刊(7巻)が出たようですね。買いに行かねば。

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